全体像

書く・貯まる・見る
3つに分けて、真ん中を1つにする

これまで壁打ちで出た46件を全部入れた形です。過去に死んだ仕組みを調べた結果も反映しています。順番を決めるための資料として見てください。

01

3つの層

これまで、書く場所と貯まる場所と見る場所が同じものだった。だから片方の都合でもう片方が壊れていました。分けて、真ん中だけを1つにします。

書くINPUT

LINE。雑メモ専用のアカウント。秘書とは別に立てる。

思いついた瞬間に、今までどおり送るだけ。分類も期限も聞かれない。長文でも1行でもいい。スマホからもパソコンからも同じ。

ここに送ったものは、流れずに次の層へ届きます。

スマホパソコン形式なし長文可
貯まるSTORE

Googleスプレッドシート1冊。ここだけが正本。他に置き場を作らない。

ファイル(封筒の写真・送り状・PDF)はドライブ。行にリンクを持つ。

中身をいつでも自分で開いて確かめられる。壊れた時に自分で見られることを最優先にしています。

どの端末からも自分で開ける履歴が残る
見るVIEW

窓。正本に条件をかけて表示し、その場で書き戻せる小さい画面。

Macの付箋、Macの全画面一覧、スマホのアプリ、担当者に渡す画面。全部これ1種類で、違うのは設定の1行だけ。

それとは別に、朝のLINE1通。

付箋全画面スマホ担当者朝の1通

02

過去に死んだ理由と、その対策

これまでの仕組みを全部調べました。止まり方に共通の型が5つあります。この5つを潰せていなければ、今回も同じ場所で止まります。

人の定期動作を要求した 最前面に戻す・溜まったメモを処理する・索引に1行足す。5つ全部が切れている。 書き込みは作業のついでに勝手に起きるようにする。「更新してください」を1つも作らない。
壊れたことを誰も知らせない 登録に失敗しても画面には成功と出ていた。朝の督促は5月7日から止まっていたが、4か月気づかなかった。 仕組みが自分の死活を毎日報告する。届かなかった日は別経路で知らせる。
置き場が増えて分裂した タスクの居場所が7か所。束ねる仕組みも一度作られたが、使われずに元へ戻った。 束ねるのではなく、置き場を1つに減らす。分裂できる余地を残さない。
開く動作があると使われない LINEのメモは2年半続き、専用アプリは1日も使われなかった。差は機能ではなく、開く手間。 書く場所をLINEから動かさない。窓は勝手に出る。
要求と作ったものがずれていた 「スマホと一元化したい」に対して、パソコン単体で完結するものを作っていた。完成しても要求は満たせない。 作る前に要件を1枚にして照合する。この資料がそれ。
作り方が残らない 成果物だけが残り、設計も記録もない。壊れた時に誰も原因を特定できず放置になった。 設計・変更履歴・受けた指摘を、最初から同じ場所に置いて残す。

03

貯まる場所の中身

スプレッドシート1冊。手で触るのは上の3枚だけで、下は自動で埋まります。

マスタ(参照点。ここからは何も生えません)

関係者マスタ顧問先・クライアント・社内・個人。どの事業者が何をするか中身が0件でも見出しとして並ぶ。枠を先に置ける
担当者マスタ誰が何を担当するか。窓の絞り込みと権限の元になる
定型マスタ「申告」なら 資料依頼→回収→入力→チェック→作成→確認→提出1回登録すれば、次から選ぶだけ

タスク(5種類。形が違うので分ける)

単発1行1タスク。すべての実行はここに集まる
月次行=やること、列=2026年9月…と横に伸びるマトリクス列は勝手に増やさない。交点が空いているだけ
週次同じくマトリクス
年次同じくマトリクス
トリガー条件だけを持つ。まだタスクは立っていない条件が起きたら「立てますか」と出る

その他

受け皿LINEに送ったものが届く場所。分類前の状態でそのまま残る
いつか期限のない、やりたいこと。アイデアもここ
郵送物誰に何を送ったか。写真と送り状はドライブ
窓マスタ1行=窓1枚。何を出すか・並び順・位置・大きさ・色・誰に見せるか・どの列を書けるか
死活朝の1通が届いたか。書き込みが何日ないか

04

タスクが持つもの

期限が1つだと、ギリギリになるまで動けません。3つに分けます。

項目意味
最終期限落とせない日。ここで叩いても手遅れなので、通知には使わない
着手期限いつやるか。カレンダーに時間割として置くのはこれ。叩くのもこれ
依頼日相手待ちが入るものだけ。実質これが本当の締切
小タスク定型マスタから呼び出す。着手期限は小タスクごとに持つ叩く内容が「申告やれ」でなく「資料依頼のメールを投げろ」になる
状態未着手/作業中/待ち/完了。待ちは種類でなく状態。どの種類のタスクも待ちになれる
待ちの中身誰待ち/何日経過/次に催促する日
メモ自分で書く欄。長文可。こちらから勝手に文章を入れない
完了日いつ終わったか。完了しても行は消えない

05

見え方

分け方は、去年ご自身がLINEに書いていた5つに合わせます。種類ではなく時間軸のほうが、書く時も見る時も頭に近いので。

外部モニタあり — 全画面の一覧
今やること すぐ終わるもの4件
着手A社に9月申告の資料依頼を投げる今日投げないと回収が期限に間に合わない
残5日B商店 消費税の中間納付 納付書の準備
9/5 済鍵の郵送
期限のあること9件
9/19融資の結果
9/23納付
相手待ち2件
4日D社 通帳のコピー9/2に依頼済
11日E社 領収書一式催促したほうがいい
受け皿未分類 6件
ここに何でも書ける

タブは2軸

総合(既定)優先/今やること/期限/進行中/相手待ち/いつか/未分類種類を混ぜて、今やるべき順に並ぶ。開いた時はここ
種類別単発/週次/月次/年次/トリガー「週次はいまどうか」を見たいとき。月次・年次はマトリクスで出る

「優先」の並び方

機械的に並べる着手期限を過ぎたもの → 今日着手 → 相手待ちが長いもの → 最終期限が近い順重要度をこちらが判定しない。外した時に信用されなくなるため
手で固定できる「今週はこれ」と決めたものを一番上に置ける

窓の出し入れ

外部モニタあり全画面の一覧と、付箋が自動で出る画面の抜き差しを検知する。手で戻す作業をなくす
1画面のとき自動で引っ込む。メニューバーに1行だけ残る画面を占領しないので、隠す動機が発生しない
スマホ同じ窓を全画面で。下に入力欄、上に一覧、上部にタブ
担当者その人の担当だけに絞った窓。編集も追加もできるスプレッドシートは共有しない。窓マスタで見せる範囲と書ける列を決める

操作

完了左端の小さいチェック。行クリックでは何も起きない。消えずに【済】と完了日が残る
削除明示的に選んだ時だけ。行は残す。完全に捨てる場所は別に用意する
編集窓の中で直接。メモ・着手期限・状態を変えられる
表示範囲今日/今週/全部を1タップ。並び順も選べる

06

画面の絶対条件

過去に他のツールで出した指摘を全プロジェクトから洗い出しました。ここに挙げたものは、1つでも破ると使われなくなる実績があります。作る前と作った後に照合します。

触っても配置が動かない 展開・選択・入力・完了で、既存の要素を1ピクセルも動かさない。幅も動かさない。 窓は高さ・幅を固定。中身だけが入れ替わる。完了を押しても行はその場に残る。
器を画面にぴったり合わせる ページ全体はスクロールさせない。全画面にできるのに、あとちょっとだけ下にはみ出しているのが一番よくない。リストがその中で伸びるのは問題ない。 ヘッダ・タブ・検索・入力欄・集計は常に見えている。使える面積は使い切る。
押しても何も起きないものを残さない 押せそうで押せない表示も同じ。 出すボタンは全部つながっている状態で渡す。途中の状態で見せない。
取り消せる 完了・削除・編集を1手で戻せる。 行クリックでは何も起きない。破壊的な操作は明示的に選んだ時だけ。
閉じて開いても元に戻る タブ・絞り込み・並び順・スクロール位置を覚えている。 選び直しをさせない。
文字とタップ対象の下限を守る 本文16px以上、押すところ44px以上。名前・ラベルは折り返さない。切れない。はみ出さない。長い本文は折り返す。 密度は画面の役割で決める。サイズは変えられて、端末ごとに覚える。
色は状態と識別を分ける 状態は4役だけ。赤=要対応/黄=未確定/緑=完了/灰=対象外。対象外に赤系を使わない。 種別を見分ける色は別枠で持ち、マスタで管理する。気分で足さない。
先頭に内訳を出す 全部で何件、そのうち何が何件。絞り込んだ後の集計は最下部。 数を数えさせない。
スプレッドシートと同じ触り心地 Enterの移動先、範囲選択、右クリック。 検索はEnterで確定。候補は打って絞れる。十字キーで動く。
説明文を画面に置かない 毎日使う画面に凡例・注記・使い方を常駐させない。絵文字とこちらが作った言葉は、どの画面でも置かない。見出しは名詞だけ。 説明したくなったら、設計で解決する合図として扱う。

07

叩く

窓は快適さのためのもので、これとは別です。窓だけ作っても、見なくなった時点で止まります。

朝1通今日やる1件だけ。一覧は送らない時刻と本数は変えられる。既定は7時30分
返事を求める読んで終われる通知は効かない。返事がなければ夜にもう1回、3日なければ言い方を変える
置き場所Macのlaunchd。今も9か月動き続けている経路を使うClaude Code側の予約機能は、無言で止まった実績があるので使わない
死活の報告届いたことまで記録する。3日来ていなければ別経路で知らせる
立っていない仕事「マスタにあるのに行がない」を毎日見る。勝手に作らず、言うだけ
オンオフすべての通知を切れる。切ったことは記録して、後から戻せる
予定が破綻したら止める着手期限をカレンダーに置く時、その日が埋まっていたら別案を出すか、何かを後ろにずらす

08

勝手にやらないこと

自動でやると事故るところ。全部、出すだけにして、押されたら動きます。

メモの構造化タスクらしきものを抽出して見せる。押されるまで登録しないメモにはタスク以外も混ざるため
確認を溜めない抽出した結果を「承認待ち」の箱に置かない。その場で決まる形にする箱を作ると、それ自体が 第二の放置場所になるため
定期タスクの生成マスタから勝手に生やさない。行を置くのは人
月次の列追加勝手に増やさない
小タスクの追加「定型を選ぶ → この小タスクを追加しますか → 押したら入る」
催促催促のタスクを立てない。「11日返事なし」と出すだけ
カレンダー登録勝手に予定を入れない。「この日に2時間置きますか」と出す
型の書き換え「前回は回収に3週間かかりました。型を直しますか」と出すだけ

09

作る順番

全部を一度に作ると、完成しないまま放置になります。1段目が2週間生き残るのを見てから、次に進みます。

第1段階 数日

流れない場所と、叩く1通

  • 雑メモ用のLINEアカウントを立てる。送ったものがスプレッドシートに残る
  • タスクのシートを作る(最終期限・着手期限・依頼日・状態・メモ・完了日)
  • 朝1通、返事を求める形で。届いたかを記録する
  • 3日届かなければ知らせる

ここまでで「書いたものが流れない」と「叩かれる」が揃います。これが無いまま先に窓を作ると、7月と同じことが起きます。

第2段階

  • Macの全画面一覧と付箋。外部モニタの抜き差しで自動で出し入れ
  • メニューバーの1行
  • スマホの窓(一覧・検索・編集・追加)
  • 窓マスタで増やせるようにする

快適さの層。1段目が生きているのを確認してから作ります。

第3段階

広げる

  • 月次・週次・年次のマトリクスとトリガー
  • 定型マスタと小タスク
  • 担当者に渡す窓と権限
  • 郵送物、カレンダーの時間割
  • 散らばった指摘トラッカーの集約表示

量の層。ここは順番に足していけます。

いずれ

税理士試験

  • 計画の立案、進捗の管理、学習度の確認

着手する時期が来たら。今回のスコープには入れません。

10

まだ決まっていないこと

01

廃止済みフォルダと作業用の残骸にある未完了2,549件を捨てていいか

中身の一覧を別途出します。それを見てから判断してください。捨てないなら移し先が必要になり、扱う量が倍変わります。

02

月次・週次・年次は形が同じなので、3枚に分けるか1枚にまとめるか

分けると見やすいが、同じ書式を3つ保守することになります。1枚にして周期の列で分ける手もあります。

03

作る順番(09)をこれで進めていいか

第1段階が2週間生き残るのを見てから第2段階に進む、という組み方です。

04

叩かれ方(数字で淡々と/煽る/優しく押す)と、時刻

仮で「数字で淡々と+強を1段」「朝7時30分」にしています。2週間動かして本人判定で確定させます。